水の中にあるロマン
マロン(栗)じゃないよ(その③)
なんてロマンを感じる響きでしょう
女性の方はあまり興味がないかな・・
でも、女性に読んで欲しい事を書きました。
前回に続き、
男はみんな古代魚が好きです。
中でも肺魚は手足(のようなもの)があって、
両生類や爬虫類っぽくてカワイイですよ。
丁度うしろを爬虫類が通りましたね。
ちなみに、本当にこの手足(のようなもの)を使って
水槽の底を もぞもぞ動きます。
ヌメッとして、両生類っぽいでしょ
サンショウウオみたい・・
え!? 爬虫類も両生類も嫌い?
まあ、そう言わずにもうちょっと付き合って下さいよ
ところで、
象さんの鼻を根本で切ったらブタみたいになりそうですね。
巨大な豚に興味が無くても、これはどうですか?
中途半端に鼻の短いゾウさん・・・
どうですか?
生物の進化を語るとき、よくキリンが出てきます。
中途半端に首の短いキリンの化石が見つからない・・
この事をミッシングリンクといいますよね。
(途切れた連続性という意味)*2
キリンの首が中途半端な長さだったら、
タダの馬みたいで面白くありませんが、
学者さんは一生懸命探してます。
見つかれば途切れた所がつながるからです。
しかし、ここで別のミッシングリンク問題です。
ゾウの鼻には骨がないので化石になりません。
だから、中途半端の長さの鼻は想像するしかありません。
サイの角は毛のかたまりです。 知ってました?
つまり、骨がありません。
想像する自由がある為、こんな妄想してみました。
立派な角になる前の、鼻の上だけ剛毛のサイ・・・
ハリネズミの針も毛ですね。
大昔、体の毛が針のように固くなりかけの時、
うっかり毛づくろいを失敗して痛がるハリネズミ。
どうですか? 楽しくないですか?
古代生物は現代に存在していません。
だから、化石などのヒントを頼りに想像するのです。
ところが、ごく稀に化石以外のヒントがあります。
それは、生きている化石と言われる生物です。
例えば古代魚です。
古代魚を眺めながら、
遥かなる太古の世界に思いをはせるのです。
これがロマンです。
最近、珍しくもない小さな化石は、安価で売っています。
試しに、小さな男の子に 「アンモナイトの化石だよ」
と言って渡してみてください。
必ず目を輝かせて喜ぶでしょう。
つまり、男はみんなロマンのかけらを持って
生まれて来ているのです。
私はハイギョを眺めながら妄想します。
まだ、陸地が寂しかった太古の時代の事を・・・
水の底を手足のようなヒレを使い、
もぞもぞ動いている魚がいました。
彼らの腕は次第に太くなり、自由に動けるようになります。
うっかり陸地に打ち上げられた時にも、
そのヒレで簡単に水中に戻ることができます。
普通の魚がピチピチ跳ねながら水に戻るよりも確実に。
やがて誰もいない水辺で、甲殻類などの獲物を独り占めします。
いや、逆に、襲われたら水辺に逃げたのかもしれません。
そこに敵はいないのですから。
水辺の支配者になった魚はさらに繁栄します。
足は立派になり、獲物や敵を見つけやすいように首が動き、
陸地の重力から内臓を守る肋骨が発達して・・・
ついに、両生類の誕生です。
その後、さらに進化をつづけ、恐竜の時代を迎え、
さらに時代は流れ今に至ります。
鳥も犬も猫も、そして人もこの魚から始まったのです。*4
この妄想や想像こそが、そして まだ科学の届かない太古の世界
これこそが私のロマンなのです。
えぇ!? 「お前の趣味なんてどうでもいい」って?
「次回はハイギョの可愛いところを紹介すると言った」って?
「なんなら、魚の話は終わりって言っただろ」って?
「長々と変な魚の話ばっかりしやがって!」って?
おぉっと、そうでした、そうでした。
最近、妄想のしすぎで記憶力が・・・
それでは、気を取り直して、
ハイギョのカワイイーところ そのいち~!
「なげーよ。もういいーよ。」
・・・・・・。
調子に乗ってすみませんでしたあぁぁぁ
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(※アメブロで 2014-09-03に書いた記事です)